今日はバスの乗車時間が短かったので、試合を丸々流すのはなしに。
そのかわり、YouTubeからダウンロードしたナビスコ杯決勝のハイライト動画を流しました。
以下は、この映像を流した時のある子供の反応。
「どっちが日本?」
「Jリーグって何?」←代表じゃなくてJリーグのチーム同士の試合だよ、というコーチの説明に対して。
Jリーグについても簡単に説明して、一応はわかってもらえたと思います。
しかし、サッカーといえば代表戦で、Jリーグを知らないということは、ちょっとした驚きでした。
Jは見ないけど代表戦ならば見る、とかなら、好みの問題なので構いません。
しかし、日本人のサッカー少年がJリーグを知らないとは。
ある一人の子供の反応なので、他の子も皆そうだというわけではありませんが…。
もちろん、海外生活でJリーグを見る機会はほとんどありませんし、その子はまだ小学校の低学年です。
その子の中でも、「日本の中での故郷」はあるでしょうが、海外にいれば「故郷は日本」となるのも自然なことでしょう。
また、今年ワールドカップがあり、その時にサッカースクールのみんなで集まって観戦・応援をしたそうなので、その分代表戦の印象が強いこともあるかもしれません。
ただ、ここにはコーチとしてやるべきことがあるような気がします。
別にJリーグを見なければダメだというようなことはありませんが、そこに関心をもつことは、子供のサッカー観に対して大きな影響を与えうると思います。
自国のリーグ、地元のチームを意識することは、一定の視点を持ってサッカーを見ることへの一つのきっかけとなるのではないか、と自分では考えています。
子供への働きかけだけではなく、保護者への働きかけ、その他できることを色々と考えてやっていきたいと思います。