2010年9月25日土曜日

ドンコイ、サイゴン大教会

今日は練習なし。
なので、歩いてドンコイ通りまで行って両替。
1JPY→229.3VNDというレートでした。

それにしても、ドンコイ通り周辺は日本人観光客がたくさんいる場所で、それだけにやたらと客引きに声をかけられます。
今日は日本語を話すおっちゃんが1時間150,000ドン→700円くらいでガイドするよ、ってしつこく言ってきましたが、断りました。
おっちゃんのガイドを体験した日本人が残したメッセージを見せてくれたり、頑張って勧誘してきましたが、そんな観光するつもりでもなかったので。

後から考えたのは、このガイドの値段設定について。
日本人からしたらそんな高いわけじゃないけど、150,000ドンはローカルのお店で一日三食食べられるという金額です。
ということは、このおっちゃんは一日1時間ガイドすれば、食べるのに困ることはない。
もちろん他の生活費とか、客を捕まえるための時間とかあるけど…。
その辺考えて値段設定してるのかなあ、なんて思いました。

今日ちょっとだけ観光らしいことをしたのは、サイゴン大教会の写真撮影。
これまた家からちょっと歩けば行けるところで、立派な建物。
周辺では学生さんの集団が写生してました。
沢山の人が絵を書いている角度はおいしい!と思って、写真はそこから撮影。
サイゴン大教会 - 1

裏側はこんな感じ。
サイゴン大教会 - 2

上の写真は信号のタイミングを見てバイクの少ない時に撮りましたが、タイミング次第では…。
サイゴン大教会 - 3

バイク天国です。
あるいはバイク地獄!?



2010年9月23日木曜日

幼児×英語

今日は幼稚園クラスの練習がありました。
少ない時は2・3人ということもあるという話なのに、大盛況の10人越え。
スクールとしては繁盛していてよいことです。

でも、ちびっ子がそれだけ集まると大変なことになります。
集合〜!って言ってもなかなか来ない、待っている間に離れていく子が出てくる…。
コーチ3人体制で何とかなりましたが、2人だともっと難しいことになりそうです。

そして、さらに!
子供たちの4割くらいは英語話者。
西洋系の顔立ちではありませんが、英語育ちのお子様たちがいるのです。

まあ、全員が英語ということなら、それなりになんとかなるでしょう。
でも、日本語しかわからない子どももいて、二ヶ国語で練習をしなければならないのです。

練習メニューについては、メインのコーチが日本語で説明して、その後適宜他のコーチが英語で伝えるという形でやりました。
英語の子供を気にかけつつ、でも近くに日本語の子がいたらそっちはそっちで声をかけるという、なかなか大変なコーチング。
身振り手振りを交じえながら言えばどっちでもそのうち覚えるだろう、とも思いつつ、でもできるだけその場その場で子供に合わせます。

さらに、こっちから声をかけるのはまだしも、ちびっ子が英語で伝えてくることがよくわからない。
赤ちゃん言葉っぽくむにゃむにゃとお話ししてくるから、???となります。
もう、英語だからなのか、日本語でもワケワカラナイ状態なのか、よくわかりません。

こんな風に大変大変と言っていても、やっぱり楽しいのは楽しい。
少しずつでも伝わることは伝わる。
言葉の壁も越えていける。
そんな感じです。

次回に向けて、練習内容や進め方など、準備したほうがいいことはまだまだありそうです。
インターナショナルな環境を、よりよいものにしていきたいと思います。

中秋節

ベトナムより、満月の写真をお届けします!
住んでいる建物に屋上があるので、そこまで上がって撮ってみました。

こっちでは中秋節に月餅を食べるそうで、道沿いの店で売っていたりします。
でも、サッカー少年から「あんまりおいしくないから食べない方がいいよ」という情報を入手したので食べてません。

街中ではステージでダンスが披露されているなどお祭りムードですが、道路がバイクで埋め尽くされていて、人ごみもものすごいので家でおとなしくブログアップです。
出かけていれば月餅ひとつくらい食べてみたかもしれないけど…。
中秋の名月

2010年9月22日水曜日

動植物公園〜フットサル

火曜日は練習がなかったので、午後からホーチミン市内にある動植物公園へ行ってきました。
自宅から徒歩10分くらい。
入場料は8,000ドン→約35円。
チケット売り場の前で寄ってきた人にガムみたいなやつを5,000ドンで売りつけられそうになったけど、「No! No!」で回避して入場。

入ってみると、地図はないし、檻の中には人がいて作業してるばかりで動物がいない…。
っていうのは事実だけど、そんなの関係なく楽しめました。
なんといっても、動物がいっぱい。
南国だからちょっと珍しい動物たちも住みやすいのか、はたまた飼育コストが安いのか。
一種類の動物が一匹だけで寂しく住んでいるというところはほとんどないぐらい、たくさんいます。

動物たちの姿をスライドショーでお届け。

あと、動植物公園というだけあって、植物も。
根っこが平たい大きな木とか、大きな蓮の葉とか。

こんな感じで一通り見て回った後は、動植物公園入り口前にある歴史博物館へ。
入場料は15,000ドン。
日本人ツアー客がガイドに日本語で説明を受けていたから便乗して聞いてもよかったけど、自分のペースでのんびり見る方を選択。

ここは「写真を撮るならチケット売り場のところでASK」とかいう微妙な注意書きがあって、なんじゃそりゃと思いつつ写真なし。

いろんな時代の品々が展示されていたけど、一番初めの石器時代のところと近代の大砲とか武器の類はどこでもあんまり変わらなくて面白くない。
その間のところでは、仏像があったり、ガネーシャの像があったり、漢字が使われているものがあったりして、深くはわからないなりに感じはつかめた。

歴史博物館の後は、動植物公園前の歴史博物館と反対側にあるフンブオン廟の前で自分撮り。
以前からあったこの建物は、ある時から当時の偉い人の名前がついてフンブオン廟となった、みたいな由来が書いてありました。
フンブオン廟の前で
この後は近所の小さな本屋で日−越/越−日辞書を購入。
860,000ドンだったら買うの悩んでたけど、86,000ドン→300円ちょっとだったので気楽に。
しかも、買うときになんとなく値段を確認するつもりで「86(tam muoi sau)?」って聞いたら、店のおっちゃんは若干渋い顔しながら「70(bay muoi)」って言ってきて、心ならずもベトナムに来て初の値切り交渉成立。
数字の言い方を覚えたかいがあった!

この後帰ってひと休みして、晩ごはんでも食べに行こうかと思ってたら、コーチ仲間からフットサルのお誘い。
10分後に集合だけど、って言われたけどもちろん即OK。

行ってみると、この間の日曜にサッカーで対戦していたフランス人チームの人たちが。
日本人コーチ4人に、あとから来たアジア系のベンを加えた5人でチームを作って対戦。
3チームで1点交代勝ち残りのルールで、けっこう勝ち残ったりもしました。

それにしても、このフランス人チーム、うまい人が多かった。
技術もちゃんとしてるし、戦術的な発想や守備に関してもきちんとやってくる。
時折小気味のいい連携があって、見ていてもやっていても楽しい。

その中でも一人、ポストプレーに入られると全然ボールを取れない相手が。
ボールが入る前のポジショニングの段階から、こっちがインターセプトを狙うコースに常に入っていて奪いに行けない。
ボールが入ると懐が深くて、無理に飛び込むとかわされる。

すげー!おもしろい!!と思いながら対戦してたけど、終わってから仲間と一緒に色々話してたら、10年前ベトナムでプロ選手としてプレーしてた、とのこと。
さらにもう一人CBっぽい感じで着実なプレーをしていたおっちゃんも元プロだとか。
体がでかくて間合いも違うし、こうしてサッカーやフットサルをするだけでもベトナムに来たかいがあったんじゃないか、と思うほど。

2時間くらい、しっかり楽しんで、コート料で一人50,000ドン→200円ちょっとの支払い。
ホント面白かった!

ついついまた長くなったけど、そのうち落ち着いたら短くなっていくと思うので、ご勘弁を(笑)
それでは、また。

2010年9月21日火曜日

越南蹴球記・その他諸々

海外でのサッカー指導という魅力的な仕事を求め、ベトナムにやって来ました。
主に現地にいる日本人の子供達を対象としたサッカースクールでコーチをしていきます。

首都ではないけどベトナム一の大都市だというホーチミンから、日々の様子を伝えて行きます。
初回は到着から今までの一週間弱をざっくりと。

日本を発ったのは15日(水)。
日本からベトナムへは、韓国を経由する大韓航空便での移動で、到着は現地時間の夜10:20。
すでに現地で指導に当たっているコーチたちが空港まで迎えに来てくれて、タクシーで住居へ。
この日は到着して寝るだけ。

翌日(16日)は早速ひとりのコーチと一緒にグラウンドへ行ってボールを蹴る。
芝生のグラウンドを勝手に使える…けど、葉っぱが太くて長さも不揃いなやりづらいグラウンド。
早くも軽く捻挫して自主練は終了。

夕方からはサッカースクール…の予定が、ちょうど出かける時間になって激しい雨。
こちらはいま雨季で、夕方くらいによく雨が降るらしい。
すぐ止む時もあるけど、この日は止みそうにないという判断で練習中止。
残念ながら初練習はおあずけ。
家の前

17日(金)はスクールなし。
朝のうちに近所で携帯を購入。
2500円くらいで電話機本体を買い、その後SIMカードを買って電話機に入れる。
プリペイド式で1000円分くらいチャージすれば、電話とSMSが使える。
基本的にコーチ仲間との連絡用にしか使わないから、これで十分。

その後は部屋でベトナム語の勉強をしたり、持ってきた論文を読んだり。
外出は近所のスーパーに行って日用品を買ったぐらい。
早速出不精ぶりを発揮!?

18日(土)は朝7時から他のコーチと一緒に近所のスポーツセンターへ行って軽くトレーニング。
と言っても、勝手に入れる陸上トラックで30分走って、その後軽く腹筋とかをするだけ。
それにしても、ここのトラックはおかしなことになってる。
トラックの上に建物が…。
ホアルー・スポーツセンターのトラック…

午後からはスクールの練習へ。

市内各地に住む子どもたちをマイクロバスで迎えに回り、1時間半くらいかけて練習場へ。 練習はホーチミン日本人学校のグラウンド。
芝生のグラウンドで幼稚園生&女子、小学校低学年、小学校高学年&中学生と3つのクラスに分かれて練習。


場所は日本ではないけれど、やっぱり子供たちは元気いっぱい。
練習しているとこちらが元気をもらえるくらい。
楽しくやって、帰りはまた各家を回って子供たちを送っていく。

その夜は、近所のご飯屋さんのお兄ちゃんたちと一緒にフットサルへ。
日本人コーチ4人とベトナム人3人で交代交代にプレー。
相手はベトナム人チーム。
激しいプレーも少なくないけど、打ち合いの末に多分勝利。
1時間ちょっとだけど、結構楽しめた。
フットサル場にて

日曜日は普段は午前中から練習だけど、この日はホーチミン祭というのがあるらしく、スクールはお休み。
なので、朝の自主トレの後は軽く観光。
ベンタイン市場に行って喧騒の中を歩きまわる。
店の人達はすぐに「お兄さん、お兄さん」と呼びかけてきて、とにかく何か買わせようとしてくる。
売っているものはいろいろで、食べ物から化粧品、アクセサリ、服、そして服に使える生地まである。
ただ、これからしばらく滞在するのにおみやげみたいなものを買ってもしょうがないから、日本から持ってこなかった爪切りを購入してサヨウナラ。

この日の午後は11人制のサッカーチームで他のコーチたちが試合に出るというので観戦に。
周りはベトナム人、対戦相手はフランス人チーム。
試合に出るといえば出られたけど、木曜日の捻挫があるからここはぐっと我慢(前日フットサルはしてるけど…)。
「Next time! I will play!!」なんて言いながら。
で、試合は日本人コーチたちの活躍もあって勝利。
次の試合はまた日曜日らしいから、楽しみ☆
NTV. FC(赤) vs フランス人チーム(白)

20日(月)は、前日に練習がなかった分の振替練習。
朝の渋滞の中、子供たちを迎えに行き、練習。
小学生クラスだけの練習をして、お昼すぎに帰宅。

昼食をとって、昼寝をして、夕方からは別の場所で練習。
練習場がリバーサイドという高級住宅地で、そこに住む子供たちが来ての練習。
17:00頃から練習を始め、約1時間半の練習が終わる頃には空も暗くなる。
それでも練習後に延々とボールを蹴る子供たち。
そして一緒になってサッカーして遊んであげちゃうコーチたち。
最高の時間。

こんな感じで、比較的のんびり、日々は回っています。
今日は練習がないので、これから出かけて、歩いていけそうな博物館や動植物公園、大学あたりをのぞきに行ってみようかと思います。
それでは☆