2016年1月8日金曜日

Misfitはじめました

Misfitとは?

よく聞いているPodcast、backspace.fmで話題になっていたことがあって気になっていたアイテム、「Misfit」を入手して使い始めました。これは活動量計で、本体は円形の物体です。これを腕時計スタイルで装着したり、クリップを使ってポケットや靴紐につけたりしておくと、活動量を測ってくれるというものです。シンガポールでは普通には売ってないので、アメリカの本家webサイトからのお取り寄せです。
この製品の面白いのは、本体にある表示装置は12個の赤いランプだけで、詳細なデータはiPhone / Androidのアプリと連動させて見る、というところです。この割り切りにより、ボタン電池使用で4ヶ月のバッテリー寿命があるとのことです。画面をつけてしまうと、バックライトやら何やらで結構な電力を使いますからね。
さらに、画面も充電ポートもないこの製品は防水機能を持っており、シャワーやお風呂の時もつけたままでOK、プールで泳ぐ時もつけっぱなしで活動量を計測できてしまいます。身につけて色々と測定してくれる機能を持ったデバイスの一つである「AppleWatch」は高機能ですが、防水にはなっていません。

購入したモデルとお値段

AppleWatchとの対比で言えば、価格も全く違います。今回手に入れたのは「Misfit Flash」という一番お手頃なモデルで1個SGD28.55のところ、クリスマスセールで30%オフになっていたのでほぼSGD20。それを妻と2人分買って、アメリカ・ロサンゼルスからの送料を入れてもSGD63.02というお値段でした。つまり、日本円にして1個あたり2600円ほどのお買い物でした。AppleWatchはSGD518からということなので、本体価格だけで言ってMisfit FlashはAppleWatchの25分の1ですね。もちろん昨日も質感も全然違うものですが、今自分が欲しいのはこのMisfitだな、と感じての購入でした。

睡眠トラッキング機能

このMisfitの一番のポイントは、自分にとっては「睡眠トラッキング」です。充電の必要なくつけっぱなしでいられること、そして寝ると自動でそのことを感知してトラッキングしてくれるということによって、簡単に自分の睡眠の様子を記録できるわけです。
起きている時の活動量は、自分の場合は経験からある程度わかるのでそんなに必要ではないと思っていましたが、寝ている時の様子がどうなのかはなかなかわかりません。「浅い睡眠」と「深い睡眠」とを検知して記録してくれるので、しばらく様子を見てみたいな、と思っています。

なんだか楽しい

あとは、アプリ内でソーシャル機能なんかもあるのですが、今のところ活用していません。妻とさえフレンド登録していません。お互いの画面を見せ合ったりはしますが、お互いにあまり監視するような格好になっても…ということで、登録できてもしないことにしています。それでも、一緒にやっているというのはなんだか楽しいものです。
また、1日の活動量の目標値をセットしてあるので、達成できていないとちょっと残念な気持ちになって、少し活動しようかという気が起こるのもポイントです。そんなに高い目標は設定せずに、気楽に楽しんでいます。これはまさにゲーム感覚で、世にいう「ゲーミフィケーション」を体感しているところです。
また、AppleWatchとは全く違う、あるいは真逆のアプローチとも言えるように思うのですが、いい具合にチープな質感がたまりません。「プールのロッカーの鍵」なんて表現されているのはまさにその通り!と思いますが、それでも、その質感のおもちゃっぽさがたまらなくいいんですね。「所有する喜び」ということよりも、ゲームに参加するためのタグとかそういったものの感覚です。これが、時計表示のギミックとも相まって、とてもいいです。
はじめの方で、表示が「12個のランプ」と書きましたが、このランプを使って大雑把に現在時刻を知ることができます。詳細はブログ等に書いている方もいると思うので省きますが、点滅なんかもしつつかわいらしく時間を知らせてくれるわけです。そして、自分の設定では、時間の後にその日の活動量の達成度を見ることができます。達成していると、ピカピカと光ってお祝いしてくれます。

まとめ

まだ着けて4日目なので今後どうなるかはわかりませんが、なんだか楽しいのでしばらく続くのではないかな、と思います。日本だとAmazonで買えたりするようですので、気になった方はお試しあれ!