2012年12月13日木曜日

水曜フットサル・雑感

毎週恒例の体育館でのフットサル。
先週は、ボールの持ち方と仕掛けることを意識してプレーした結果、危険な場面でボールを奪われることも多くなってしまった。
今回は、少し発展させて、危険な場面では無理をせず、仕掛けられる時に仕掛けるという、(当たり前の)現実的なプレーをするよう心がけた。

以下、プレーしての雑感。

半身の守備者に対して

守備者が半身の体勢で対応していても、攻撃側のボールの持ち方が左右両方の選択肢を持つようになっていれば、それほど関係なくプレーができる。

特に、攻撃側がある程度スピードに乗ってドリブルしている状況では、守備側が足を出してボールを奪いにくることは少なく、来たとしても体勢が悪いので、攻撃側はあまりプレッシャーを感じることなくボールを保持することができる。
単純なことだが、この状況では守備側は後退しながら対応することになるのに対して、ボールを奪いにいくアクションは前方への動きなのだから、体勢が崩れやすくなるのである。

そんな時は、守備が半身で「ワンサイドカット」を試みても、実質的には片方のサイドに追い込むということはできていない。
守備側が足を出せない状況ならば、攻撃側は守備側が「カット」しようとしている守備側の背中側にスピードアップして進入していくこともできるからである。

攻撃側がスピードに乗っていない状況では、守備側が「間合い」を詰めてボールを奪うことがしやすくなるので、守備の「ワンサイドカット」が活きてくることになる。
この場合、「間合い」が重要になってくる。
ボールを奪われない「間合い」が取れていれば、やはり守備が半身になろうと、攻撃側はそれほど影響を受けることなくプレーできるだろう。

攻撃側の選択肢

理想としては、右と左、パスとドリブル突破を組み合わせた4通りの選択肢を持つことが考えられる。
しかし、現実的には左へのドリブルと右へのパスの選択肢を見せることでも、相手に対応しづらくさせることができる場合がある。

練習で1対1だけ取り出すと案外難しくなるのは、パスの選択肢がなくなってしまうから。
ドリブルだけで左右に仕掛けられる技術が要求されることになる。

試合だと、パスの選択肢ができる分、1つのパスと1つのドリブルという2択での仕掛けも発生してくる。
この場合、ドリブルの技術的要求はあまり高くなく、「ドリブルだけ」あるいは「パスだけ」の体勢にならない限りは、仕掛けとして成立する。


なんだか書いていてごちゃごちゃしてきたが、考えてプレーしてみた感想として、理想とするプレーができなくても、現実としてはある程度何とかできた、というところ。
ただし、今日のゲームではプレッシャーがかなりゆるかった。
週末にプレーした大会では、もっとプレッシャーが強く、かなりプレーが制限された。

課題

プレッシャーがかかっていない状態で前を向いて仕掛けていくことには慣れてきた。
やはり、課題は相手のプレッシャーが強い時。
考えることは、さしあたって3つ。
  1. 如何に相手のプレッシャーを受けない状況を作り出し、前を向くか(オフザボールの工夫)
  2. 相手のプレッシャーの程度を見て、できる限り前を向く(ターンや1対1の技術と判断)
  3. 前を向けない場合に判断して、他のプレーを選択する(ボールを受ける際の判断)
また試していく。