2015年8月11日火曜日

SG50、シンガポール建国50年

いよいよ迎えた8月9日、ナショナルデー当日。
この日は毎年盛り上がるようですが、今年は建国50周年の節目の年ということで、いつも以上の盛り上がりが期待されました。

盛大なパレードや空軍による航空ショー、その他イベント目白押し。
家々も国旗を掲げ、車のサイドミラーにも国旗柄のカバーで、国民総出で盛り上げてきたこの1カ月あまり。
いよいよ総決算の1日です。

町はナショナルカラーの赤い服の人だらけ!
…とまではいきませんが、やはり赤を着た人が目立ちました。

サッカーのユニフォーム姿の人もちらほらいて、見た所の一番人気はアーセナル。
次いでマンチェスターU、リバプールと、プレミアリーグ勢が優勢。
あとは、ポルトガル代表やドイツ代表のアウェイ(赤黒)、バイエルンミュンヘン(赤青)、バルセロナ(エンジと紺)なんかも見かけました。


かくいう自分は、赤白のマインツ岡崎ユニフォーム。

しかし、肝心のシンガポール代表ユニは、結局最後まで見かけませんでした。
胸に国旗もあしらわれていて、個人的にはこの日にぴったりだと思うのですが…。

また、この日に限って公共交通機関は電車・バス共に無料となっているため、駅や電車は激混み。
National Day Free Ride

それでも、シンガポールの人々は、無理な乗車をしません。
お客さんを押し込む駅員さんもいないので、東京の通勤ラッシュほどの窮屈さはありませんでした。

さて、夜の祝賀イベント、メインはマリーナベイエリアを中心に行われるわけですが、そちらのエリアは混雑必至。
6時過ぎには、マリーナベイサンズ前など一部エリアが満員でこれ以上入れないとのアナウンスがなされていました。

そこで、花火だけは見えるようにと、マリーナベイサンズの裏に位置するガーデンズバイザベイへ行ってみることにしました。

こちらも人出は多いものの、まだまだスペースは十分。
慌てず騒がずこちらで待機します。

しばらくすると、ヘリの音。
2台のヘリが、シンガポールの国旗を広げながら飛んできます。

さらにいい場所を探して移動していると、海の方からジェット機の音。
昼にも行われた空軍のパフォーマンスが、夜暗くなる前にもう一度来ました。

飛行機で50の数字を描いたり、ヘリで編隊飛行したりしてました。

いよいよ暗くなると、マリーナベイサンズのシンガポール国旗プロジェクションマッピングが映えます。

ガーデンズバイザベイの巨大ツリー風建造物も、怪しく光ります。


初めは単発だった花火も、クライマックスにはさすがに連発。
(やっと写真に映ってくれました…。)

ガーデンならではの開けた眺望で、マリーナバラージュ方面から上がる花火も合わせて楽しむことができました。
(下の写真の右の方がバラージュ方面)


帰りはまたまた大混雑の電車を避け、夕食を取ってからバスで帰りました。
電車は乗るまでに45分待ちだったとか。

若干のキャパシティオーバー感もありつつ、何ともシンガポールらしい盛大なイベントでした!
50歳おめでとう、シンガポール!!